リチャード H モリタブログ
2008.02.01 2008年2月1日
※このブログは、毎月1日に更新しています。
【今月のことば】
なっていたかもしれない自分になるのに遅すぎることなんてない。
ジョージ・エリオット 作家
2008年2月1日
1999年に『マイ・ゴール これだっ!という目標を見つける本』を書きはじめて、10年という区切りの年を迎えた本年2月、ついに『完結版』が出版された。『マイ・ゴール』はいままで15万人の購読者を得たといっても、それは原典2000年初版発行の3万部を除けば、以降「新装版」、「ダイジェスト版」という2冊の改訂・改筆の焼き直し本を含めて、一年平均1万部という亀の歩みのような地道な道のりだった。ベストセラーは、著者、編集者、版元と、制作に携わった者の誰もが願う結果であるが、本書の「目標設定」というテーマに確信を抱きながらも、毎年生み出される多くのベストセラーを尻目に、「前進あるのみ」と改訂努力、営業努力をつづけながら、タイトルが悪いのではないか、テレビや雑誌に話題本として大々的に取り上げてくれないか、と期待したのも事実だ。
この『完結版』の制作について、とりわけこの日本において、『佐賀のがばいばあちゃん』(島田洋七著 徳間文庫刊)のエピソードに感謝したい。というのも『佐賀のがばいばあちゃん』は、原典の発行から数回焼き直し本の出版を重ね、(初版は2001年ムーンライトファクトリー刊の自費出版だった)何と七年目にしてミリオンセラーとなったという事実。このエピソードには、「よし私も……」と、大いに勇気づけられた。ミリオンのヒットに際し、著者島田さんは「ヒットした理由は何ですか?」というインタビュアーの質問に、「時代背景ですかねェ。これを書いたのは七年も前のことで、自分でも、いい本だ、これを一人でも多くの人が読んでもらいたいと、あきらめずに何度も発行してきたんですが今まではだめだった。でも今の時代がこんな教訓を必要としている時代になったからだと思うんです」と、謙虚なコメントを出された。お笑いタレントらしい話しぶりの中に“想い”を感じた。私もこうしたひたむきな“想い”につづきたいと思った。それは、たんにベストセラーを期待するものではなく、一人でも多くの方から、「チャンスをつかんだ! 自分らしい人生を見つけた!」という、人生の選択の喜びの声が聴きたい一念である。
前作をお読みいただいた方にも、十分に読み応えのあるリライトとなっていると思う。宣伝ブログになってしまうが、ぜひ一度書店で手にとっていただきたいと思う。
今年を「人生の選択の年」とされることをお祈りする。
リチャード・H・モリタ拝
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